イベント感想 東京アンダーシャード
2021年9月29日~10月25日まで開催のイベント『東京アンダーシャード』遊んでまいりましたのでネタバレ感想記事です。
今までのイベントとは一味も二味も違うシナリオ
利佳の絆エピソードの続編的な立ち位置のイベントシナリオ。絆エピで登場した両親の形見の時計を巡り、マフィアがドンパチしてる中を逃げ回るというハードな展開!!今までのイベントとは毛色が違っていて面白かったですね。
明らかにバタバタと人が死んでるというのもすごい……やはりキャラデザに広江礼威先生が関わってるから『BLACK LAGOON』にちょっと寄せたのかな?
謎の逃し屋シスターズの軽妙なやり取りなんかは読んでいて面白かったし、アクトレススーツの防御フィールドが活かされていたのもナイス。隊長が不在の時の成子坂の様子も解ったりして、情報的にも収穫の多いイベントでした。いつでも読み返せるようになったりしないかな?おでかけモードの準備中のヤツがシナリオ読み返し機能とかだったら良いのに
何気にアンジーについての情報がちょっとだけ開示されたりもしました。
ロシアに私怨……やはりモスクワからの脱走アクトレスとかなんでしょうか?
株が上がり続ける女、王紅花
裏社会の事情に巻き込まれそうになる紅花とニーナ、アクトレスの黒い運用についての片鱗が見え隠れする描写で面白かったですね。
歯車が少しでもズレていれば、紅花とニーナがあの抗争の最中で対峙することになっていたのでしょうが、そうならなくて本当に良かった。
最後にいつも通りの日常が戻ってくるのが最高でした。
それにしても紅花はマフィアをキッパリと拒絶するし、相変わらず強いしでカッコいい。
ブラッディロードでリアルファイトは洒落にならない強さだと判明したし、武運では加えて精神面の強さも描写されており、出るたびに株を上げ続ける女です。
小結の星4キャラエピだと生意気なおこちゃま中華料理人みたいな感じだったのに…...
ただ紅花の場合は「キャラが変わってきた」とかでは無く、コテコテの中華キャラっぽいカタコト日本語の影響で、子供っぽい印象に化けてしまっていただけという面もあるのかも?
これはえりにも言える事で、ジニーの翻訳や青菜状態から解るように、本来のえりはおしとやかなお嬢様といった風情の人物なんですが、方言によってちょっと無邪気で子供っぽい印象に化けてしまってるんですよね。
当然ながらそういう狙いの演出なんでしょうけれど、こういうのは好きですね。
もしかして続編あったりするのかな?
本当に利佳の拾った時計=シュトゥルマンスキーだったのかは曖昧なままだったのが気がかり。マフィア達は偽の情報をつかまされただけで、本物のシュトゥルマンスキーを掠め取った第4の勢力がいたとしても不思議じゃない。
会話へクスにジニーや深沙希なんかが登場しなかったのもちょっと気がかり。今回の会話へクスに登場するキャラの数は割と多かったのに、こういうイベントに適正高めの人材に限って顔出し無しってのもちょっと意味ありげに感じてしまう。もしかして裏であの子達も動いていたりして
そして成り行きとはいえ、マフィア連中の幹部クラスを纏めて始末しちゃった利佳達。残党に報復とかされないかが滅茶苦茶心配……
もしかして続編がイベントできるような余白を、わざと作ってないですか?ピラミッドさん?
ということで、イベント終了間近の駆け込みクリアになってしまいましたが、楽しいイベントでした。続編なんかにも期待しつつ、それではまた