宇佐元杏奈についての考察っぽい与太話【ネタばれ注意】
侵蝕編6章のメリーバニーのお辛い現実。少し冷静になるために、杏奈について今まで出てきた描写を振り返りつつ考察させていただきました。
侵蝕編6章以外にも、複数のキャラクターの個別エピソードや、イベントのネタバレを含みますので、読まれる方はご注意ください。
杏奈の孤独
体育会系ないつも明るいアナウンサーアクトレス、それが宇佐元杏奈。
お米が大好きだったり、がんばるアクトレスが大好きだったり、とても明るく魅力的なキャラクター。
そんな杏奈の抱える孤独については、今までのイベントや外伝において補完がなされている。
Aina視点から語られる杏奈の幼少期のエピソード(3周年記念生放送第2回 1:04:00頃)では、幼いころからテレビの世界で働き、周囲が求める「宇佐元杏奈」を演じつづける子供時代が描写されている。
杏奈の強さ
しかし、宇佐元杏奈を「大人に利用され続けた哀れなアイドル」と片付けてしまってよいのか?
杏奈は既に、テレビ業界において、自分の我を押し通す事ができるポジションを手に入れているのも事実。アクトレスへと復帰することが出来たのも、彼女の強かさあってこそ。
侵蝕編3章の朱音との会話や、綾香星4キャラエピなど、良くも悪くもテレビ業界人に染まっている一面も覗かせている。
他人の期待や思惑を酌み、それに器用に応えてみせるのは変わらない。しかし、その中で自分自身のやりたい事を貫く強さも、既に彼女は持っている。
メリーバニーとして、真理や凪と一緒に3人で過ごした時間が、彼女を強くしたのだろう。
諦めの感情
とはいえ、彼女のそういった強さは、諦め、逆らわず、いなす事で自分を守る処世術的な性質のもの。
諦めは、自分の心を守るため、本心を抑え込んでしまう心の防御反応。
ヴェルサスと化した凪。その絶望的な現実に直面した時、杏奈はその現実を受け入れてしまった。凪のために自分にできる事として「ヴェルサスを討つ」ことを選んでしまった。
幼少期からの芸能活動、7年前の凪の事件、不幸な経験によって諦める事に慣れてしまった杏奈の心。真理はそんな杏奈を解放したかったからこそ、凪の事件に執着したのかもしれない。
おわり
途中から妄想まみれになってしまって申し訳ないです。
杏奈の6章での行動「ヴェルサスへの攻撃」に関して、悲劇的、悲観的な解釈をされている方を見かけたので、自分の解釈や考察を語ってみたくなってしまいました。
覚醒編6章での台詞「だから希望を捨てない」。これこそが杏奈の本心であると私は信じていますので、頑張ってほしいですね。
書いていて改めて思いましたが、『ドリィーミィー真理』はやはり復刻が必要。エピソードはともかくとして、酔っ払い神宮寺の発言は彼女の本音が駄々洩れで、この記事を書くにあたって再確認したが、新しい発見も多かったです。
ちょっと手間だとは思うが、wikiなどで台詞を読んでみるのも楽しいと思います。
にしても、冬の時代のトップアクトレスだった頃の神宮寺とか、メリーバニー時代の3人の様子とか、そういった描写がもっと欲しい。地衛理主役の外伝『円環のトーテンタンツ』みたいな、神宮寺が主役の外伝なんかがあればなぁ。
というわけで、今回はこれまで!ではまた!
【ネタバレ注意】アリスギア個人的に好きなシーン
ちょっとしんどいので、楽しいことを考えよう!!ということで、個人的に好きなアリスギアのシーン紹介。という小ネタ記事。
単体で面白い、というよりかは、併せて見ると面白いのコンセプトでご紹介
赤の広場に成子坂のアクトレス達を紹介してしまい、罪悪感に苦しむニーナ
エピソードの中では、シタラやリン、愛花、怜が赤の広場の餌食となった
チヱから嫌なことを言われて不機嫌になるニーナ
怪しいアクトレスについて聞かれて、真っ先にチヱの事を報告するニーナ
読めば解るが、ニーナが報告したのはチヱのみである。
姉妹について言われたことを根に持ってるのか?嫌ってなくても明らかにチヱは胡散臭いアクトレスなので仕方ないが
チヱとニーナ、珍しくギスッてる関係性なので、二次創作なんかでチヱ×ニーナのギスギスネタをこすってほしい気がしている。
ということで簡単な記事ですが、今後も思いついた続くかもしれません。
ではまた
【ネタバレ注意】アリスギア侵蝕編6章感想(書き殴り版)
アリスギア侵蝕編6章読み終わりました……
なんだか熱に浮かされたままに色々と書き殴りたい気分なので、ネタバレゴリゴリで思いつき全部載せな適当記事を書きます。
- 霧島生存、愛宕死亡。霧島は頭と胸と腹撃たれて生きてたの結構な不死身っぷり。愛宕は「敵を欺くにはまず味方から」のパターンもありそうだけれど、普通に死んでて「コレを見ているという事は僕はこの世にいないでしょう」とかやってきそうな人でもあるので読めない
- バーベナ(AJTF1.09)とドクソン(AJTF25.01)が孤立。救援のため、ゆみをリーダーに、小結、文嘉、ミア、美幸、盟華、美里江が……と、思ったら美里江が倒れる。どうなる?
- ちなみに447「求められる支援」にて、ドクソンのコードがAJTF1.36になっているけれど、正しくはAJTF25.01。ちなみにAJTF1.36はミアと美幸のチームのコードネーム。後の453「復旧と脱出」ではAJTF25.01に直っているので凡ミスですね。ドンマイ
- 寅二、誘拐される。モスクワに目をつけられてたり、奥多摩方面でチャフ撒かれたあたりで何となくは予想出来てた。今後本編にどう関わってくるのか?美里江はちゃんとした生身の女の子だと思うけれど、ガチのアンドロイドルートもありうるのかしら?
- 神南サポート、御徒町アクトレス協会、はさみメンテナンスも防衛戦に参加。練度不足ゆえにどちらかといえばサポート側っぽいですが、みんな貴重な戦力
- 神南サポートの2人はちょっとシリアス担当。アオイも奈々もカッコいい。御徒町アクトレス協会の明るさは、この状況では癒し……
- はさみメンテナンスは、アクトレス以外の人達もこの緊急事態にそれぞれの現場で戦っているんだなって解って、こういうディティールの細かさ良いよねってなりました。
- 遂に直接登場した九品田凪。その姿はヴァイスに取り込まれた姿で……取り乱す天音、負の感情をむき出しにする杏奈、演出も相まって心がぐちゃぐちゃ
- コード:ヴェルサス(VERSUS)。アリスが予言したアリスギアとアクトレスに対抗しうる存在。エミッション能力を得たヴァイス。SINの教義で語られる「霊的にヴァイスへと進化した人類」。宇時家が目指していた「人類から分化した高次元に適応した新人類」。それこそがヴェルサスという事なのだろうか?
- ヴェルサスの出現によって発せられたアラート。正直アリスが本当に人類の味方なのか疑っていたので、このアラートはちょっと予想外。やはりアリスは人類の味方なのか?それともヴェルサスとアクトレスを競わせて、勝った方を選ぶ……それこそが赤の女王のアリス……とか?
- 時を同じくして楓の心に触れる何者か。これがアリスだとするなら、楓はヴェルサスに対抗しうる存在なのか?
- 宇時家のギアを使った事でヴェルサスとなった凪。宇時家のギアのデッドコピーであるレガリアに適合した可能性のある楓は一体なんなのか?
遂に凪が登場して、話が一気に進んだアリスギア本編。やはりメリーバニー周りや夜露楓周りが話の核になってくるので、そこに本格的に触れ始めると話が早いのか?
今まで丁寧に部隊の動きだとか、東京のアクトレス事情なんかをやって来た事でディティールのしかっり具合が最高。話の展開に不満を持つ人の気持ちも解るけれども、自分はこの本筋以外もしっかり掘ってくれるアリスギアが好き。
とりあえずいっぱいいっぱいなのでここまで、続きがより一層楽しみ。14日にCS関連の生放送が行われるようで、そっちも楽しみです。
ちなみに、ヴェルサスの登場でCSの模擬戦と絡めた考察なんかを見かけたけれど、どうなのかな?アクトレス同士の模擬戦が「ヴェルサスとの戦闘を見越した訓練」という予想は現状の情報だと飛躍しすぎなような気も……
なにはともあれ、これでおしまい。では、また!!!
【ネタバレ注意】侵蝕編の東京シャード防衛線ふりかえり
おもしろいけれどちょっとややこしい、そんな東京シャード防衛戦について自分用のメモも兼ねて簡単にまとめ。
勘違いや間違いがあったらごめんなさい
3章での状況
- 超空間ゲートからのヴァイスの攻撃、未確認のゲートから現れたヴァイス別動隊によるシャード周辺施設への奇襲
- SIN、モスクワによる破壊工作
3つの方面からの攻撃を受けて、その対応に追われている状況。
- 敵主力の迎撃
- 奇襲を受けた各地域への対応
- シャードに侵入してきたヴァイスへの対応
- 避難ルートの確保
- 未確認ゲートの破壊
主に5つの目的に別れてそれぞれ行動中。
敵本隊への対応はAEGiSの部隊であるARFGpとASFGpが担当。
奇襲を受けた各地域への対応、避難ルートの哨戒、未確認ゲートの探索はアライアンスの部隊であるAJTFが担当。
紅花とニーナは、元は海外シャードからの出向なので立ち位置が特殊なのか?来弥を加えてACJTFを結成している。(もしかして来弥は紅花とニーナの監視役も兼ねている?)
3章以降の動き
4章は、宙島工業団地を攻撃したヴァイスの討伐に動くAJTF1.05(楓、リン、怜チーム)の動向がメイン。
5章は、敵主力により崩されつつある防衛線への救援に、シャード外部の各施設へと散っていたAJTFの部隊が集結。新型の大型ヴァイス、レオとイーグルの強襲と、その撃退までが描写。
ベイルアウト発生区域の調査を終えたAJTF1.01(ゆみ、小結、芹菜、リタ)と、避難ルートの哨戒任務を担当するチーム、未確認ゲートの探索任務を担当するチーム、シャードに侵入したヴァイスへの対応を担当するチームについての動向は現在不明。
6章では、その後の動きが見えていない彼女らについても、動向が知れるといいなと期待してます。
【ネタバレ感想】第63回郷湾育英高等学校体育祭&米良渕花浪エピソード 感想
リリアーナ復刻とか、バトガコラボとか、CSの発売日決定とか最近忙しくて完成がこんなに遅くなってしまった……
イベント『第63回郷湾育英高等学校体育祭 ~競え若人、腕白でもいい、逞しくあれ!~』と米良渕花浪のエピソードのネタバレ感想記事です。
※イベントのネタバレのみならず、その他のキャラクターのエピソードや過去イベントのネタバレも含む場合がございますので、ご注意ください
イベント感想
イベントはリンや来弥の通う郷湾育英高校の体育祭が舞台。
徒競走のモーションだったり、3Dモデルを活用したイベントスチルも格好良かったりで、演出にまた一段と磨きが掛かっていて最高でしたね。
今まで出してきたアクセサリー類を活用して、パン食い競争や借り物競争?を表現するのも良かったです。
リンのお母さんのビジュアルも公開されたりもしました!実況解説が上手な方でしたね。長男のリキが26歳なので、今まで登場したアクトレスのお母さん達の中では年齢はちょっと上の方かも?
最後を盛り上げる4継、リンがゴールする時に聞き慣れた戦闘終了時のボイスが入るの、ホント最高の演出でムリだった......
シナリオの終わりで、花浪の絆エピソードへとつながるという終わり方。そして星1花浪の配布。コレも新しい試みでしたね。
今思えば、絆エピソードの仕様変更と併せて、絆エピソードへとプレイヤーをスムーズに導くための施策の一環なのかも?今後のイベントで新キャラが実装される場合でも、花浪みたいな配布の仕方にするのかな?
競え若人!
体育祭のスローガンどおり、お互いに競い高め合う事を話の軸に置いた熱いイベントでした。
リン、来弥、花浪の3人同士の中でだけでなく、怜が競い合う相手として夜露や楓を思い浮かべたり、来弥の弟、嵩也の話も出てきたり、リンの楓への想いも知れたりで本当に熱かった!
郷湾の生徒の中でも来也の弟、嵩也の事も知られていたりしたのはちょっとビックリしました。夏の全国忍選手権優勝は伊達じゃない!
叢雲の掘り下げ
怜とリンの楓への想いにも触れられていたのが特に最高でした。実質的に楓/ネクストのエピソードの掘り下げでもありますね。
怜が夜露だけでなく、楓にもライバル心がある事が明確になったのも良かったし、初期の頃のバトルマニアな感じのリンがまた見れてうれしい。
やはり叢雲の3人はチームメイトであると同時にライバルなんですよね……さすがは主人公チームだ……
こうなってくると、余計に「リンと楓の出会い」というのも気になってきます。
楓の性格的に、間違いなく最初はリンの事を「日向さん」と呼んでいたんだと思うんですよ。日向さん→リンになるまでに、色々とあったはず……そういうのも知りたい!!
新キャラクター、米良渕花浪!
大阪弁(時々お嬢様口調)のテニスプレイヤー女子高生!髪型はクラウンハーフアップ?でいいのかな?スプギアの時に容姿だけ判明していた子ですね。
花浪は中体連優勝の経歴もあるレベルの有力選手ですが、故障が原因でテニスを控えないといけなくなったようです。
アクトレス活動は割と時間を食うからか?学生でスポーツを頑張っている子は、部活はやっていなかったり、理由あってスポーツから離れていたりするんですよね。花浪もそういう方面の理由付けがされていて、アクトレスという仕事への解像度が上がります。
故障にも負けないポジティブさと、逆にコーチを励ます健気さにグッとハートをつかまれた方も多かったのでは?
そしてツンツンモーションがかわいい
アクトレスとしての活動は、クロストレーニングの一環でもあり、司の絆エピにも通じるモノがありますね。実際に星4エピソードでも両名は絡んでおり、今後も司×花浪はあると期待したい。
テニスを始めた切っ掛けは漫画で、ゲームもFPSや音ゲーも嗜むので、結構オタトークも行けそう。英語も喋れる等、色んな子とも絡みにいけるポテンシャル持ってますね。
そして絆エピ1で登場する駒添絵伝!恐らくスプギアの時の郷湾の4人目メンバーですね。
この子もプレイアブル化しそうで今後が楽しみです。名前的に漫画家志望っぽそうですけれど、郷湾にいるってことはスポーツも得意なのかな?
オマケ:紅焔のアンツーカについて
花浪の絆エピソードに出てくるテニス漫画『紅焔のアンツーカ』。
彼女がテニスを始めた切っ掛けの作品とのこと。一度見た技を強化コピーする必殺技とか、視力を捨てる事目覚める能力だとか、凄いテニヌしているっぽい......
そして、この絵柄……もしかして描いてるのアートD?このお胸……アートDの描いたお胸に見える気がするのですが……
ちなみに登場人物が樽谷アン(ダルタニアンのもじり)、オリヴィエ大雅(アトスの本名がオリヴィエ説がある)と、『三銃士』ネタが入っているみたいですね。
では、また別の記事でお会いしましょう!
宇時家関連のアレコレを整理【ネタバレ注意】
前から宇時家関連の話を整理しておきたいと思ってたので、今回もちょっとした記事にしてみました。
思いつきのメモみたいなモノなので、ちょっと短めです。
この記事には、アリス・ギア・アイギスの本編や各キャラクターの絆エピソード、キャラエピソードのネタバレを含みますので、ご注意ください
凪のギアと叢雲の新型ギア
宇時家の話でやはり気になるのが、凪のギアと叢雲の新型ギアである。
九品田凪が姿を消した7年前の事件。当時、専用ギアを与えられた凪は、急激に成績を伸ばし、同時に精神に変調をきたしていた。
小梅が語った宇治家の目的は「ギアによりエミッション能力を無限に拡張――人類から分化した高次元に適応した新人類を生み出そうとしていた」。
事件当時の凪の様子はこれに合致している。
凪の専用ギアは、この思想が反映された「新人類を生み出すためのギア」と考えて良いだろう。
しかし、宇時家はアクトレス側からのアプローチに限界を感じ、SINやヴァイス側へと研究の場を移した。
凪の事故は宇時家にとっては失敗だった可能性が高い。
気になるのが、「叢雲の新型ギアは凪のギアの粗悪なデッドコピー」という点である。
叢雲の新型ギアが本当に凪の専用ギアを参考に作られたモノならば、テストに成功してしまった楓は、宇時家の目指した新人類の素質を持っている事になるのだろうか?
楓のテストデータは何者かの手によって抹消、もしくは持ち出された可能性がある。宇時家側の勢力に、楓が狙われてしまう展開もありうるかもしれない。
与太話
宇時家の目的であった「高次元に適応した新人類」。この言葉を聞くと思い出すのが、籠目武成、深沙希の”旦那さま”である。
彼が晩年求めていたとされる「アクトレスを超える存在」。宇時家の目的と通じるものがありそうな目的である。
凪がいた佐蔵修道院も、籠目財団関連の施設。宇時家も籠目武成からの支援や協力を受けていた可能性があるのかもしれない。
籠目武成については、深沙希の絆エピソードで名前が出た程度だが、今後の本編で名前が出てくる可能性も十分にありそう。
彼はアクトレスを養育し、様々な組織や企業に分配していたとされる。既に登場済みの人物が、「実は籠目武成の娘の一人だった」と明かされたりもするのだろうか?案外、アクトレスの母親が「旧姓:籠目」だったりする可能性も?
SINの目的は「人間からヴァイスへの霊的な進化」。現在の宇時家はヴァイスへと人間を近づける研究をしている、という事なのだろうか?
SINの教義の中心とされるヴァイスとの交信に成功したとされるSINの聖人も気になる。自然発生的にそのような人間が生まれていたという事なのか?
ヴァイスの動きに干渉できていた疑惑のある凪や夜露、未羅は、SINの聖人と同じような能力を有しているという事なのか?
「高次元へと適応した新人類」とはどういう存在か?
楓がその新人類だとすれば、ゲーム冒頭の楓は新人類へと覚醒した姿なのか?
おわり
宇時家関連の話はまだまだ謎が多いので、与太話が多めになってしまう。
宇時家本人が本編に本格的に登場するのはいつになるやら?早ければ浸食編の終わりとかになりそうだな~と予想しつつ、今回はこれまで